気がつけば、今年もあと少し…。
テレビでは音楽番組なども増え、
過去のヒット曲なども多く耳にする季節ですね!
そこで今回は、過去のヒット曲でも多用されている歌唱テクニック
【ファルセット】をステキに使える方法を楽曲も併せてご紹介します!
みなさんはファルセットをどんな時に使っていますか?
ファルセットとは、だいたい、高い声を出す時だと思うのですが、
力を抜いて息を多めにだす、話す声(地声)ではなく、ちょっと柔らかい声のことです。
まずはじめに効果的なファルセットボイスのトレーニング方法があるので、こちらを
参考にして柔らかい声のイメージを掴んでください!
サビにファルセットが使用されている曲はヒットする?!
ファルセットを用いて歌うと、楽曲に彩りがつき、人の耳に残りやすいと言われています。自分でも歌いたくなるというか、真似したくなる、ということなのでしょうか。
この季節聴きたくなる、中島美嘉の「雪の華」。
「今年最初の雪の華を~」の「を~」の部分や、
スキマスイッチさんの「奏(かなで)」の「キミが大人になってくその季節が」の「なって」、
などのサビのフレーズはその代表的なメロディーだと思います。
大切なのはメロディラインの中で1音だけ突き出た高い音を出すときに力まずに、力を抜いて柔らかく歌っている、ということ。
そうすることで、楽曲で伝えたい切なさなどが表現でき、人の心に染みるという訳ですね。
他にも、秦基弘「ひまわりの約束」、平井堅「瞳を閉じて」など、ステキなファルセットを聴ける楽曲はたくさんあります。是非、みなさんのまわりにある楽曲も、ファルセットを使っているかどうか気にしながら聴いてみてください。聴こえ方が全然違ってきますよ!
“息”の量で決まる!美しいファルセットの出し方とは?
普段、歌う時にはあまり意識しないかもしれませんが、歌は息の量でその得手不得手が決まるといっても過言ではありません。
特にファルセットは、息を多めに出してその息に声を乗せるイメージなので、
呼吸によるボイストレーニングがとても大切になってきます。
そうです、ここでも腹式呼吸なのです。
お腹に力をいれて背中にくっつくくらい、カラダの中から息を吐き、声をのせると音量も小さくならずにファルセットボイスを出すことができます。
腹式呼吸の大切さはこれまでに何度もお伝えしてきました。
身体を響かせる、ビブラートを出す、高い声を出す・・・歌を歌うためには色々なテクニックが必要ですが、全て腹式呼吸はベースになってきます。
この腹式呼吸トレーニングはいつでも道具なしに簡単にできるので、美しいファルセットのためにも是非積極的にとりいれましょう!
腹式呼吸トレーニングはこちら!
Meg2 腹式呼吸(2)
いかがでしたか?
呼吸トレーニングでインナーマッスルを鍛え、これからもいい声で歌えるようにボイトレしていきましょう!