最近、テレビなどで良く見るラップバトル。
トラック(音楽)に載せて、メロディーというより、言葉を巧みに操って自分の想いを
伝える技。リズムにのったり、韻を踏んだり・・・。
かっこいいけど、むずかしそう、でもやってみたい!と思う人も多いはず!
そこで、今回は、ラップの基本的なやり方を超簡単に解説します。
ラップの3つの要素
- 小節に言葉を乗せる“デリバリー”
デリバリーと聞くと、ピザを連想してしまいそうですが、ラップ用語で“デリバリー”というと【譜割】のことをいいます。
譜割とは、小節の中に、言葉がどんな風に(数や長さなど)発せられるか、ということになります。例えば、「だいすき」という言葉があったとしたら、
それを「だーいすき」と表現するのか、「だいすーき」とするのか、言葉の乗せ方ということになります。
ラップはメロディーを正確に、というより、リズムにのって言葉をおもしろく届けられるか、が大切なので、このデリバリーをどう構築するかは、とても重要です。
- まるで言葉遊び 母音をそろえる“ライム”
ラップにおいてとても重要な要素ともいえる“ライム”
これは、“韻を踏む”ということになります。
韻を踏む際に注意すべきなのは、単語の母音をそろえることです。
日本語で言うと「A・I・U・E・O」となる母音を、言葉の中で合わせることでライムを作ることが出来ます。一文字だけでなく、二文字以上で韻を踏む事によって、聞き手にある程度わかりやすいライムが作れるでしょう。
例えばラブス『トーリー』、思い『通り』 など、言葉の最後の母音を『O・I』で統一しているので、字数が違う単語でもしっかりと韻を踏む事ができています。母音が一緒で、聴きなじみがよく、面白いサウンドを作りましょう!
- 言葉の強弱をつける“フロー”
ラップでいう“フロー”とは、【抑揚】ということになります。
アクセントを言葉尻につけてみたり、それを繰り返してみたり、上記のライムを聴き手に上手く届けるように、強弱や緩急を付ける、というものです。聴いている方もとても気になって、耳に残るサウンドを作るためにも重要なテクニックです。
百聞は一見にしかず!
これらのデリバリー、フロー、ライムを分かりやすく説明している動画あるので
是非ご覧ください!
ラップは、リズム感が本当に大事!
ここでもウラのリズムの大切さが出てきます。(リズムのセルフスタディにリンク)
1拍の中に、「タタタタ」というカウントを感じる16ビートなども感じて、言葉をつなげていかなければなりません。
リズムは本当に難しいです。
「リズム感悪い」という人からよく相談を受けますが、そういった人の大半は、自分以外が奏でる音を聴いていない場合がほとんどです。
まず、しっかり自分の中でカウントし、それを周りに合わせていくと、楽曲は自然にグルーブしだすのです。
話がそれましたが、ラップのリズムに合わせた言葉の載せ方を 分かりやすく、解説している動画があるので、こちらもチェックしてください!
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