みなさん、歌を聴いて涙が出たことはありますか?
もしくは楽しくなって、思わず笑みがこぼれたり…。
歌は、それだけではお腹はいっぱいにはなりませんが、ココロを満たしてくれる、私たちの生活に必要なものですね。
ということで、
今回は、人のココロを潤す歌を歌うためのコツをお教えします!
相手にメッセージをしっかりと伝える
テレビの音楽番組などで、身振り手振りもなくただひたむきに歌っているだけなのに、感動する時ってないですか?
心をもっていかれるような、息を吸うのも忘れそうな歌・・・。
あれはいったい何が起こっているのでしょうか?
それは、しっかり歌詞が聞こえている、ということ。
そして、その歌詞が聴く人に情景を思い浮かべさせているのです。
何を歌っているかわからない、では、やはり何も伝わりません。
ということで、まずは、滑舌をよくするボイストレーニング(ボイトレ)を
おススメします!
ボイストレーニング動画はこちら!
(特に苦手な人が多い、“ラ行”ボイストレーニング動画です。)
歌や声に自分の思いや感情をしっかりと乗せて、その気持ちや感情を相手に伝える事を意識しましょう。
楽しい歌なら相手を幸せな気持ちに、悲しい歌ならその悲しみを相手と共有共感しともに心を震わせましょう
聴く人は歌詞を読み解いて映像化している!?
「いい歌!」ってどんな風に聴いているのでしょうか?
歌詞が聞こえてくるのはもちろんですが、ただそれを文字情報として受け取っているのではありません。その歌詞を理解し、あたまで映像化しているのです。
映像が想像できるから、”共感“し、「わかる!」「いい歌!」となるようです。
そこで、歌う側としては、歌詞の意味を理解しておかなければなりません。
(当たり前ですが・・・)
カラオケなどで歌っていると、ついつい歌詞を目で追ってしまい「歌わされている」ような歌い方になってしまう人がいます。
まず、歌詞をしっかり自分で理解するために
歌詞を朗読してみるのもよいでしょう。
メロディをはずして歌詞を読むことで見えてくる感情もあると思います。
歌詞をしっかりと理解し、その歌詞にどのような感情が込められているかを理解できれば、どのようなトーンで歌うべきか、どこで強弱をつけるか…などはおのずと感じ取れるはずです。
是非、試してみてくださいね。
伝わらない歌とは??
それは、ずばり共感が得られない歌です。逆もまたしかりですね。
「わかる!」と思ってもらえない歌はどうしても伝わりません。
歌詞を書く時には、それを読んで具体的に“映像化”できること、(情景描写といいます)そしてそれを“わかる!と思ってもらえることが大切です。
歌詞を書いている作詞家やシンガーソングライターは、それをしっかりと意識し幅広い人が映像化しやすい言葉を選んで歌詞を書くことが多いので、そのシーンに自分を当てはめて想像してみましょう。
ただし、歌は音に言葉を乗せる必要があるので、聞き手側としては歌詞と音の両方を聴いています。なので、歌と音(リズム)がしっかりとマッチしている事が重要です。
歌とリズムがバラバラだと、しっかりとそのメッセージが伝わらなくなってしまいます。
ということで、音程、リズムのキープもレッスンしましょう!
音程はいいのに、リズムが苦手!という人が意外に多いです
ここで、わかりやすくリズムの概念を解説している動画があるので
こちらをご覧ください!
楠瀬タクヤ(元、Hysteric Blueドラマー)のリズムトレーニング
いかがでしたか?
感情のこもった、伝わる歌を目指して頑張りましょう!!