カラオケの採点でも、加点ポイントとなる“ビブラート”。
歌の表現力を格段に上げてくれるこのテクニック、みなさんは上手にできますか?
今回は、やりすぎても、全くなくてもダメだとされるこのビブラートについて勉強しましょう!
ビブラートとは、声が周期的に揺れる歌唱テクニックです。
特に、ロングトーンの語尾に付けると効果的に歌が上手く聞こえます
これ、なかなかできない!という人が多いですね。
でも、普段の会話の中でみなさん、ビブラートは使っているんですよ。
■実は日常会話でやっているビブラート
例えば、、、相槌。
何か記憶を遡って思い出そうとして、ようやく思い出した時こう言いませんか??
「ああ、ああ、アレね!」
その時の「ああ、ああ」と発声している声、これ、じつはビブラートなんです!
相槌ビブラートについてわかりやすく解説している動画があるので
是非チェックしてみてください!
どうですか?言われてみれば納得!ビブラートはみんな出来るんです!
何にも意識しないと出来るはずのビブラート。。
これを歌の中で鳴らすとなると力が入って、出来ない!という方は多いのです。
■基本は呼吸
まず、苦手だと言う人に見られる傾向としては、“圧倒的に息の量が足りない”ということ。
お腹(肺)に入った空気を声と一緒に出すときに、喉で音に高低差をつけるというイメージがビブラートに近いのですが、その息の量が足りないので、声が揺れない、という現象が起きています。
ということで、まずは基本の腹式呼吸をマスターしましょう!さっそく自宅で出来るトレーニング方法を紹介します。
①鼻から息を吸いましょう。
この時、胸が盛り上がらないように注意してください。胸に息を貯めるのではなく、お腹を空気で膨らませるイメージです。
②お腹を膨らませ、力をいれてください。
声を出すには力がいります。力を入れるところはお腹です。腹筋のトレーニングが必要といわれるのはこの為です。多くのプロアーティストはトレーニングをしています!(でしょうか?説明文お願いします)
③「ツ」と言いながら息を吐き、声を乗せます。
空気の出口を狭くすることで、お腹に力が入る感覚を覚えます。
それで声を出すのが腹式呼吸による発声です。
昔自分もやっていた時に、この部分が難しかった記憶があるので、ちょっと補足説明があると親切かもしれません。
どうですか?
繰り返しやると、ちょっと苦しくなると思います。
でも、歌にはそれくらいパワーが必要なんです。
腹式呼吸のわかりやすい動画はこちら!
■相槌の感覚で音に高低差をつける
言葉をまっすぐ伸ばして(「あー」)、途中から相槌をうってみてください。
歌にならなくていいです。その時の体の状態、喉の感じを覚えてください。
意外に力が入っていないことが分かると思います。
そして、相槌の感覚をもっと早く出来るようにトレーニングします。
1秒間に6回声が揺らぐと良いと言われています。
是非トライしてください!
■喉が動いてビブラートがつかめたら・・・
いざ、実践してみましょう!今まで、まっすぐ歌っていたロングトーンなどの語尾に
つけてみてください。
いかに息が大切かわかると思います。
「息の量」「力を抜く」「揺らす」
是非マスターしてくださいね!