「すみませーん!!」
混んだ居酒屋でお店の人を何度も呼ぶのって恥ずかしくないですか?
何度呼んでも気がついてもらえず振り向いてもらえない!
こっちは必死に叫んでいるつもりなのに、何が原因なんでしょうか?
それは『声が通っていない』からなんです。
言いかえれば声のボリュームが小さく、細い声になってしまっているのです。
普段から言葉が伝わりにくいから、あまり喋りたくない…
なんて事は絶対にNGです。さらに声が出なくなってしまい悪循環です!
まずは“一発で店員さんを呼ぶ声”を目指す自宅で出来るボイストレーニングを紹介します!
いい声、悪い声とは?
声が通らない、小さいとは、要するに
『共鳴が少ない』
『声が”面”として伝わっていない』
ということになります。
科学的に言えば音の正体とは空気の振動なんです。
空気を震わせる事によって音が伝わり、それを人の鼓膜が受信して音と認識されます。 声や音を遠くに届かせるには、それ相応の振動を起こす努力が必要なんです。
それにはまず、自分のカラダを共鳴させる(震わせる)ことが大切です。
腹式呼吸やストレッチの記事でもお伝えしましたが、声は喉で出すのではなく、 カラダで共鳴させ、空気を震わせて出していくのです。
1’48”ころ、低音域の響きを感じて納得する川村真洋さんに注目!
動物の鳴き声モノマネでわかる!カラダの響かせるボイトレ!
動物の鳴き声はなぜマイクも使わないのにあんなに響くのでしょうか?
それは、仲間を呼んだり、威嚇したりは伝えるために声を出し、本能的に声を響かせて遠くまで届けなかればならないからです。
私達人間がコミュニケーションを取る時は、基本的に1~5メートル以内での会話がほとんどだと思います。しかし自然界に住む動物達は、何十メートル先、時には数キロ先まで意思を伝達する必要があり、その方法が自然と身についています。
そこで、動物の声のものまねをして、もっと分かりやすくカラダを響かせるボイトレを紹介します!
Meg 共鳴2
牛、犬、ネコの鳴き真似でカラダの振動を感じます。
03’31あたりの川村真洋さんのネコが最強にかわいいです。。
いかがでしょうか?
カラダのどの部分が響いて音が伝わっていくのか感じられたと思います。
ちなみに「すみませーん!」は中音域・高音域で発声するのをお勧めします!
居酒屋では、人の声が多く行き交っていたり、様々な騒音が空間を埋め尽くしています。そんな中店員さんに自分の声=音を認識してもらう為には、他の音と混 ざらず負けない音を出す必要があるからです。 中音域~高音域の音というのは、意図的に出さなければ一般的には出にくい音なので、様々な騒音の中から聞き分けるのが非常に容易です。
いざ、居酒屋でチャレンジしてみてください!
声から始まる恋?!
最後になってしまいましたが、今回のテーマ、「モテ声」とは何かの答えです!
それは、「通る声」すなわち「響く声(共鳴している声)」なのです。
アメリカの心理学者メラビアンによると、人の印象の約4割は声で決まると 言われています。聴覚への刺激はそれほど印象を左右するのですね。
初対面の時、共鳴している声を出すと、「あの人、素敵」「なんだか信頼できる」 と感じる人が多いようです。
初めての挨拶の時や、仕事相手の声を聞いた時、か細く小さい声の人と、しっかりと心まで響く声の人、どちらの信用出来ますか?
か細く小さい声の人は、「自信が無さそう」「信頼できなさそう」という印象を持たれやすく、私生活だけでなく仕事でもデメリットしかありません。
逆に、太くしっかりとした強い声を発する人は「発言に自信がありそう」「信頼できる」という印象を持たれやすく、メリットだらけです!
自信が無い時こそ、強く太い声を出せればいい結果に転ぶ事も多々あるかも!?
「いい声」を出すためのワンポイントは口元を笑うようにして発声することです。
放物線を描くイメージで発声するとより良いです。
常に顔が笑顔のように明るくなるので、人に与える印象が更によくなり、「モテ」やすくなると思います。
響く声は、空気を振動させ、相手の耳に響き、その振動が心まで震わせる。
いい声と笑顔であなたの「モテ度」がアップするかもしれません!
すぐ出来るモテ声方法!
あなたも是非口元を笑って声を出してみてくださいね!