最近、街中でよく見かけるリクルートスーツの学生さんたち。
面接の会場に向かうのか、緊張した面持ちの方もちらほら。
そんなに、緊張してちゃ、伝わることも伝わんないよ―と、筆者は勝手ながらいつも心配してしまいます。
確かに、人前で自分のことをアピールする、ってなかなか難しいですよね?
自分の長所、言ってくださいって、いや、そこは感じとってよ、的な。
でも、自分を他の誰よりも印象強く残して、「じゃあ、君で」と指名してもらうには、何かポイントを自分につけなきゃ絶対前には進めない人生の場面って実はよくあることです。
アーティストへの1歩を踏み出す、オーディションや就職・バイトの面接など
そんな局面に役立つ“コツ”をお伝えできたらと思います!
■ 一緒に働きたい、と思われることが大事!
自分がどう見えているか?客観的に自分を見るのも大切です。
これは、短絡的に『自分を良く見せる』、ということではなく、周りの反応をキャッチし、言葉を選んで自分を表現、プロデュースしていく、ということです。
もちろん自分の長所を相手にしっかりと伝える事は大事です。しかし、長所をただ伝えるだけでは相手の採用したくなる気持ちを完全に刺激する事は出来ません。
ここで重要なのは、相手に『この人となら今後良い仕事が出来そうだ』、『この人と一緒に仕事をしたい』と思わせる事が非常に重要です。
上司と部下、プロデューサーとミュージシャンなど関係は様々ですが、やはり一緒に仕事をしていく上でどれだけ優れた技術や知識を持っている人でも『この人とは合いそうにない』、『この人を部下にするのは嫌だな』と思われてしまうのはNG!
つい頑張って自分を良く見せる事に集中しがちですが、逆の立場になって考えてみた時にどう思うかも考えてみるといいかもしれませんね!
■ 声の出し方も重要!
自分を表現するのにボソボソと下を向いて話していては、自分の魅力を100%相手に伝えることは出来ません。
オーディションも面接も、声をしっかり出さなくてはいけないシーンとしては同じです!ハッキリと聴きやすい声を相手に届る事を意識する必要があります。
以前の記事(プロが教える印象がupする「モテ声」とは?でも『声とは音の共鳴』だと説明しました。しっかりと口の動きを意識し滑舌の良い声を出して、相手に伝わりやすい音を届けることを意識しましょう。
緊張したら、腹式呼吸でカラダをリラックスさせて、肩の力を抜いて自分でも大げさすぎるくらい大きな口を開けて話しましょう。
わざと口角を上げるのもよいでしょう。フィジカルな動きがメンタルを強くし、ネガティブな気持ちを払拭してくれるということもあります。
人前で伝わる話し方についてレクチャーしている動画があるので是非チェックしてください!
■ もちろん、熱い気持ちがあるのが大前提。
ソニーミュージックでは、(アーティスト)新人開発部門というセクションがあり、そこでは日々、世の中に眠る新たな才能を発掘すべく、いろんなオーディションを行っています。
歌手になりたい人、クリエイターになりたい人、役者になりたい人、いろんな人が審査を受けに来ます。
多種多用な人と接触しながら、毎日、新しい才能を発掘すべく活動しているオーディションスタッフが求める人物像について語っている動画があるので、こちらをチェックしてみてください!
面接は、とにかく熱意と表現力(セルフプロデュース力)!
UTA-PLAを通じて学んだボイトレ技術が少しでもみなさんの面接の役にたてばいいなと祈っています!
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