REVALCY (Vol.4)

ROAD TO DEBUT

ROAD TO DEBUT

遠くて近い! 近くて遠い!
先輩アーティストに聞いたデビューへの道のり

Interview:REVALCY(リヴァルシィ)

 

幼少期から自然と2人でハーモニーをつけていたというボーカルコンビネーションが魅力の、兄Takeshi、弟Takumiによるツインデュオグループ。グループ名は、“表裏一体”のイメージで、reversi(リバーシ)を変形させた造語。ルーツであるR&Bをベースにしながらも、ロック、ダンスミュージック等、様々なジャンルを自由に横断しながら繰り出される限りなく伸びのある歌声と、変幻自在にメロディとコーラスを2人が自由に行き来する絶妙なコーラスワークには定評があり、新人ながら大いに注目を集めている2人組。2014年11月にTVアニメ『まじっく快斗1412』エンディングテーマ「WHITE of CRIME」でメジャーデビュー。2015年8月リリースの2nd Single「EXIT」は、TVアニメ「デュラララ!!×2 転」のエンディングテーマ。2月17日には渋谷TAKE OFF7にて、小川智之氏が率いる音楽ユニット・SPECOCOとのスペシャルコラボレーションライブが開催されます! コーラスワークに精通した2人へのインタビューは、ソニトレ受講生にとっても参考になるさまざまな練習方法やアドバイスが詰まっています。それでは、最終話スタート!


体はスピーカー!?声を体のどこに響かせて歌うのか!

-デモづくりについてやっていたことを教えてください。

Takumi  デモづくりでも、レコーディングをするときには、商品として出せるくらいのクォリティーにするというつもりでつくっていました。自分でお金を払って、スタジオに入って、納得いくまで歌い込んで、録るというそのデモをつくるというプロセスが大切だと思います。それを経ることで、その1枚のCD を振り返ったときに、自分はここまでやった、作り上げたという思い入れ、みんなで意見をぶつけ合って完成させたという経験が役に立つと思っています。ギターでも、ピアノでも何でも簡単にスマホで録れてしまう時代で、それはそれですごく生なライブ感があっていいのですが、デモというのは、そういうのではなく、そのときに自分ができる最善のものをつくることができたかどうかが、自分の自覚になり自信になっていくものなのだと思っています。

-どんなところでレコーディングしてましたか?

Takeshi  豪華なスタジオで録音していたわけではありません。そのときの自分たちができる範囲のことで行いました。マンションの一室で宅録的に、マイクを持ちこみ、エンジニアさんをひとり頼んで進めていました。費用は抑えていますが、自分たちができる最善のレコーディング環境を考えて用意すること、それを考えること自体が大切なことだと思います。

-レコーディングの方法は?

Takeshi  事前にハーモニーをつくることはしません。メインボーカルは作り込んであってもよいと思っていますが、ハーモニーはその場でつくることが大切なんです。リアルタイムに思い浮かんだものをどんどん入れていくというスリリングな展開を含めて、そのときにしかできない音楽をつくることを心がけます。複数のハーモニーが必要であれば、何本何本も足して作っていきます。厚くするべきときは厚くする曲にあったレコーディングが重要だと思っています。

-ふたりで歌うときとひとりで歌うときは違いますか?

Takumi  メインを取るときは、自分なりの癖などを思い切り出すようにしています。でも、ハモリのときは、お互いにいい部分をぶつけ合ったり、支えになったり、場所によっては、はかなげな綺麗なハーモニーにすることも多いですが、自分たちの場合は、男同士がぶつかり合うようながっつりしたハーモニーをやることにこだわっています。

Takeshi  イメージをふくらませて、メインはどう歌っていて、どんなハーモニーがいちばん生きてくるのかそのポイント探っていきます。それを選んだ上でそのハーモニーラインが歌われるそのステージを思い浮かべて、どっちがメインを歌っているとこの曲に合うのか、どちらがハモっているほうがいいのかというのを、ステージ上のイメージを意識してパート決めをしていきます。

 

-デビューをするときはどんな気持ちでしたか?

Takeshi  デビューするというのは、目標ではありませんでした。そこから先に行きたい、っていうのが大きかったです。遅いデビューだと思っていたので、デビューで喜んではいられないって思ってました。ずっとストレッチして体操して、アップしまくっていて、やっとスタートラインに立ったというような気分で、そこからどうやって勝負ができるのかなと考えることでワクワクしました。

-ライブ前のウォーミングアップ法はありますか?

Takeshi  リップロールでハイトーンを出し続けたりすることはよくやります。それともうひとつ、僕たち独自ののどのフェイクをやります。喉の奥にあるソフトパレットという部分をゆっくりではなく素早く開閉させることによってストレッチします。この喉の開閉をストレッチすることによって、ハイトーンが出しやすくなったり、通りがよくなります。すーっと前に行きやすくなるような感覚、細かい音づかいの歌の表現方法がより豊かになります。ライブ前には、延々とずっとやっています。

Takumi  もうひとつ、声をどこに響かせるのかというのを確かめています。 鼻に響かせるとか、後ろに響かせる、胸に響かせる、というのを確認してから出るようにしています。実際に自分で声を出して、今どこに響いているんだろう、というのを確認する身体作業をしてからステージに立つようにしています。そうすることでハーモニーもまざりやすくなりますし表現方法も増えるんです。

 

Takeshi  共鳴するというか、倍音が出やすくなるんです。たとえるなら、体のスピーカーがあったとして、喉が一つ目のスピーカー、チェスト(胸)が二つ目のスピーカー、ボディ(お腹)が3つ目のスピーカー、バック(背中)が4つ目のスピーカー、頭が5つ目、のように、スピーカーをいくつ鳴らせることが、その倍音につながってくるんです。ギターを鳴らすときに、ギターのどこかを押さえると音鳴りが変わってしまうのと同じで、体のどこかを押さえてしまうと、その部分の響きを消してしまっています。 だから、胸を手のひらでおさえるような振りがあったとしても、実際には、少し体から手のひらを離して押さえないようにして歌うようにしています。 敢えて触らないようにして、響きをフルにいかせるようにしています。声量も出ますし、豊かな声質になると思っています。

 

-声の響かせ方について、もう少し聴かせてください。

Takeshi  例えば、スティービー・ワンダーはロウとハイが出ている。ストーンと上から出しているけど、ボディの下のほうで支えているような歌い方で、黒人アーティスト独特の出し方らしいのです。日本人は、どちらというと、ロウがないミドルとハイがすとーんと出ていることが多くてロウがないと言われます。ロウを出すことによって、ちゃんと下を支えてくれる、あったかい響きになりますが、それをちゃんと出せるか出せないかっていうのは大切だと思います。 全部のスピーカーを同時に使うのが正しいわけではなく、どこでどの体をどう使うのか、自分が今どこを鳴らしているのかを意識してリハーサルをしています。

-自分たちの曲で聞いて欲しいところは?

自分たちの持ち味は、1曲1曲の世界観が違うのがウリだと思っています。 「君なんだ」という曲は、青春の甘酸っぱい曲なんです。そういう曲を歌うときは、今の自分たちではなく、昔を思い出して当時の自分たちを思い浮かべながら、歌うことによって、ちょっとさわやかないつもとはちがう癖のない歌い方になっています。「EXIT」だと、熱を込めてるところと、ちょっと引いている場所の対比など、曲の中でいろんな表現の仕方があるので、そういうところはちょっと聞いて欲しいところではあります。歌唱表現がいろいろ詰まっている2枚計6曲になっていると思います。いろんな歌唱表現、ハーモニーもそうですし、とくに「~ハレルヤ!~」、なんていうのは、即興でハーモニーをつくった曲で、今じゃつくれないコーラスワークではあるんですけど、そういうちょっと特殊なハーモニーのポイントとかも聴いて欲しいです

最後に読んでいるソニトレ生みんなへのメッセージをお願いします。

Takumi  続けていくことが重なっていって、いつかそれが結果を生むと思って自分たちはやっています。みなさんも、とにかく続けることは大切だと思います。 Takeshi  「ファンキーにやること」「すべてを楽しんでファンキーにやること」。デビュー前に、ある大先輩の有名アーティストである方に、こう言われたことがすごい心に残っていて、それをずっと大切にしています。その方の前で歌う機会があり、そのときに言われました。この言葉のお陰で、肩の力を張り過ぎずに全身をリラックスさせて、音楽だけを楽しんで行けばいいんじゃないかと思えるようになりました。余計なことを考えずにやることが大切なことなのかなと感じています。そう言われて、デビューしたいという気持ちが強くなり、すごいやる気になりました。その言葉をみなさんにもそのまま送りたいと思います。

REVALCY(リヴァルシィ)の巻 終わり

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Release

REVALCY(リヴァルシィ)

Single

「Sweet & Bitter Chocolate feat.SPECOCO」

配信日:2016年2月10日(水)

「Sweet & Bitter Chocolate feat.SPECOCO」

配信日:2016年2月10日(水)


☆レコチョク

http://recochoku.jp/artist/2000310976/


☆itunes

https://itunes.apple.com/jp/artist/revalcy/id937589285


☆mora

http://mora.jp/artist/451224/

Profile

兄Takeshi、弟Takumiによるツインボーカルユニット。2014年10月から放送のアニメ「まじっく快斗1412」エンディングテーマ「WHITE of CRIME」でメジャーデビュー。
REVALCY : www.revalcy.com
SPECOCO : www.specoco.com

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